
intoPIXとの先週のディスカッションのパート1では、カメラからクラウドの用途で8Kコンテンツのキャプチャを可能にするTicoRAWコーデックのアップデートについてお話しました。しかし、8Kコンテンツの自社制作においては JPEG XS コーデックもまた、大きな変化をもたらすことでしょう。パート2では、JPEG XSの状況について、intoPIXの見解を述べ、8Kと持続性の問題に触れます。
下のグラフでは intoPIXはJPEG XSを他のメザニンクラスのイントラフレームコーデックや、配信用の高圧縮コーデックと比較しています。 JPEG XSは、他のメザニンクラスのコーデックと同様に、低圧縮で高品質な特性を備えていますが、低遅延、低複雑性、ハードウェアおよびソフトウェアのプラットフォームへの対応の点で優れています。

簡単に言うと、JPEG-XSは、超低複雑度の圧縮を提供します。帯域を10~20分の1に削減するのに1ms以下のごくわずかな遅延しかありません。 そのため、40Gbpsの8Kストリームを2Gbpsに低減することができ、3G-SDIやWi-Fiなど既存の多くのネットワークが使用できます。さらにミッドレンジのSSDストレージはプロダクションワークフローの中で、8K に対応することができるようになります。