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intoPIXは、NAB 2022で、メザニン圧縮規格であるJPEG-XS を実装したTicoXSを使って1Gbpsイーサネット接続でのNikon Z9による 8K/60pのキャプチャと8Kを展示しました。intoPIXの8K対応技術については、以前にも2回に分けて紹介しており、今回は JPEG XSとこのTicoRAWに焦点を当てました。NAB 2022のintoPIXブースは小さいながらもびっしりと並んでいました。
ラスベガスでは、私が最も見たかったデモに直行しました。ニコンのZ9は、HD以上の撮影では私の絶対条件である60fpsが可能な手頃な価格の8Kキャプチャソリューションです。
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このカメラは、ニコンのフォーマットであるN-Rawを使用していますが、これはTICO-RAW の技術に基づいています。IntoPix によると、TICO-RAW によって、必要なスペースが少なくなり、私が以前見落としていたことですが、これによってバッテリー寿命が長くなったおかげでZ9で60pが実現可能になったとのことでした。Z9はスタジオから持ち出すことを想定しているので、ネイティブフォーマットで必要な処理は最小限かつ高効率である必要があります。