Lawo社とintoPIXが提携し、IBC 2023でエッジ・コンピュートJPEG XS サポートを提供します。

13.09.23 02:45 PM By Julie

Mont-Saint-Guibert、ベルギー、2023年9月13日 - 革新的な圧縮技術を提供するリーディング・プロバイダーであるintopIXと、Lawo社は、.edge ユーザーが intoPIX TicoXSコーデックの恩恵を受け、JPEG XS圧縮ストリームのエンコードとデコードができるようになったことを発表します。

メディア業界では、IPを利用した遠隔地や分散型の制作ワークフローを活用する機会が増えていますが、その際に直面するのが、固定帯域幅の光ファイバーパイプに、放送レベルの品質を維持しながら、容赦なく増え続けるデータを送り込むという課題です。

HD、3G、UHD ビデオフォーマットの解像度におけるロスレスJPEG XS圧縮技術のサポートにより、Lawo社の .edge高密度SDI/IP変換・ルーティング・プラットフォームのユーザーは圧縮SMPTE ST2110-22 IPストリームのエンコード、デコード処理ができるようになります。

Lawo社の目的は、高品質の分散型コンテンツ制作を加速するために、必要なときに必要なだけ圧縮ストリームを活用する能力を放送局に提供することです。.edgeのJPEG XSサポートは、Lawo社のエッジ・コンピューティングとソフトウェア・ライセンス可能なインフラストラクチャー戦略に依存するライセンス可能なオプションです。IPネットワークのエッジでJPEG XSのエンコードとデコードができるということは、非圧縮ストリームがSMPTE ST2110 ベースのIPネットワークの(ますます広大になる)どこかのプロセッサーまで、そして目的地まで移動する必要がなくなり、帯域幅を節約できることを意味します。.edgeの.jpegxsオプションは、IBC 2023に正式に開始される予定です。

JPEG XS delivers broadcast-grade compression ratios of up to 30:1. This makes it ideal for WAN-based IP networks where bandwidth is typically limited, while the number of camera feeds and video streams keeps rising. JPEG XS (ISO/IEC 21122) provides visually lossless quality with sub-millisecond (<1 video frame) delay and is designed for latency-critical applications, such as live remote event productions over wide-area networks.

”intoPIXのJPEG XS コンテンツ制作コーデックは、ビデオをマイクロ秒レベルで処理する軽量の画像符号化システムです。”とintoPIXのビジネス開発ディレクターKatty Van Meleは説明します。”実際のテストでは、4:1から12:1の圧縮率で、帯域幅の消費を大幅に抑えながら、ロスレスビデオ品質を実現できることが確認されています。”

”Lawoにとって、JPEG XSのサポートは事業者に帯域幅の利用を最大化する柔軟性を与えるために不可欠になっています。”と、Lawo社の最高技術責任者Phil Myers氏は述べています。”ますます、IP信号は1つの遠隔地から2つ以上の目的地に移動し、時には戻ることもあります。この場合、非圧縮信号には100GbE以上の光ファイバー帯域幅が必要になり、帯域幅のコストが増加します。.jpegxsオプションを使えば、Lawoの.edge高密度SDI/IP変換・ルーティング・プラットフォームは、JPEG XS入出力をソースやデスティネーションのすぐそばでネイティブにサポートします。JPEG XS 圧縮ストリームはJPEG XSネイティブ・サポートがDNAに組み込まれているので、当社の HOMEアプリで処理できます。"

9月15日から19日までアムステルダムで開催されるIBC2023では、intoPIX(#10.D31)が革新的なソリューションを展示します。

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