intoPIXは、Novitec社の産業用カメラの新ラインアップにTicoRAWが搭載されることを発表

31.03.22 07:23 byジュリー

2022年3月31日、ベルギー、モンサン=ギルバート- intoPIXは、TicoRAWテクノロジーがNovitec社の新型カメラ”g-Nova23S”に搭載される発表を誇りに思います。

 

Novitec社のg-Nova23Sは、グローバルシャッターイメージセンサーを搭載し、4KやHDの高速移動体を正確に撮影し、TicoRAWで長距離のリアルタイム映像を伝送することができます。TicoRAWは、イーサネットまたはワイヤレスでカメラから直接伝送されます。遅延ゼロで10倍少ない帯域幅でRAW データをストリーミングし、最高速のソフトウェアデコーディングにより、Novitec社のカメラユーザーはRAW 画像データをより効率的にストリーミングすることができます。

航空機の地上管制システムとして開発されたこのカメラシステムは、大規模な建設現場、港湾などの屋外監視、生産工場、倉庫などの屋内監視、ライブビデオ監視・検査が必要な現場にも設置することが可能です。

 

”ファクトリーオートメーションにおける画像検査に不可欠な完璧な画質、低複雑性、ゼロレイテンシーを保証することができるため、Novitec社のカメラポートフォリオにintoPIX のTicoRAWを選択しました”とNovitec社のセールスディレクターであるSanghoon Lee氏は述べています。


"TicoRAW は、fixed line-baseのレイテンシーで、リアルタイムアプリケーションの処理時間を1/10ミリ秒に短縮します。” ”産業用カメラにビデオ・コーディングを組み込み、映像解析、検査、遠隔監視のために帯域幅を最適化したコンテンツをロスレス品質で伝送するための完璧なソリューションを開発しました。" とintoPIXのマーケティング&セールスディレクターのJean-Baptiste Lorentが述べています。

g-Nova23Sは、スマート工場や有線環境での使用に加え、ドローン、UAM自動制御、リアルタイム交通/セキュリティ制御システム、インタラクティブな反応を必要とするエンターテイメントアプリケーションなどのゼロレイテンシーの重要な無線アプリケーションに展開することが可能です。TicoRAWは、新しいワイヤレス環境において、200FPS以上の高速フルHDビデオを、モーションブラーやレイテンシーなしに簡単に伝送することを可能にします。

 

g-Nova23Sは、2022年4月6日~8日に開催されるKorea Vision Showに出展されます。両社とも、intoPIXのTicoRAWとNovitec社g-Nova23Sソルーションの試聴を希望される方を歓迎しますので、それぞれの営業担当までご連絡ください。

 

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intoPIXは、さまざまなピクセルレート/フレームレート/イメージセンサーの解像度や、さまざまなFPGA デバイスやASICテクノロジーノードをターゲットに、異なるピクセル/クロックで動作するさまざまなアーキテクチャを開発してきました。

CPUまたはGPUで利用可能なTicoRAW SDKは、アプリケーションのインフラを最適化するために、最高画質のビジュアル・ロスレス・コーデックを提供します。 

RAW画像のワークフローやカメラの設計を改善する新しいTicoRAWフルスタックです。 RAWの帯域幅とストレージの必要量を、極めて低い複雑性で1/10に削減。