intoPIXは、Nvidia社Jetson GPU向けにFastTICO-XSと FastTicoRAW SDKをリリースします。

09.03.21 12:33 PM  Justineによる

Nvidia社のJetsonは、Nvidia社の組み込みコンピューティングボードのシリーズです。Jetsonは低消費電力のシステムで、低価格で小型化された形状と非常に高速GPUで機械学習アプリケーションを高速化するために設計されています。

この種の処理能力を必要とするアプリケーションは、多くの場合、画像/ビデオのキャプチャと処理に関連しています。当社のNvidia Jetson GPU SDKは、このプラットフォームに圧縮をもたらします。

intoPIXのJetson SDKのメリットは複数あります。 

intoPIXのJetson SDKは、NvidiaのGPUを使用して、4:2:2、4:4:4、RAWベイヤー画像のエンコードとデコードを大幅に高速化しています。GPUによって、デコーダー/エンコーダーが高速になる場合もあります。 当社のNvidia社GPU用FastTICO-XSと FastTicoRAW SDKは、到達可能なフレームレートの点で非常に高い性能を持っています。極めて低いレイテンシーと高品質な処理を提供するintoPIX SDKは、最大8192×4096ピクセルの解像度とリアルタイム動作に対応しています。


このソルーションでは、エンコーディング/デコーディング全体がGPUにオフロードされるため、CPUは他のタスクに同時に使用することができます。ユーザーがGPU上で他のステージも実行する処理パイプラインを持っている場合、GPUライブラリを使用することは有益です。例えば、JPEG XS画像がこのデコーダを使ってデコードされ、GPU上でフィルタが適用され、最終的に画面に表示されるような設定が可能です。CPUライブラリを使うと、システムはデコードされた画像をGPUからCPU にコピーする必要があり、時間がかかり、処理速度も遅くなります。


« GPU ライブラリを Jetson に搭載することは、JPEG XS のデコードやエンコードに特化したハードウェ アを別途用意することができるので便利です。接続性やそのコンピューターで動作中の他のタスクへの影響をきにしながらそのシステムにインストールを気にする必要はもうありません。  intoPIXのTICO-XSソルーションのプロダクトオーナーである Justine Hecqは説明しています同等の速度のCPU を購入するよりも、GPU を購入する方がはるかに安いです。それはまたより少ないエネルギーを消費します。だから、これは本当に アプリケーション開発のための費用対効果の高い方法です»。

Nvidia社Jetson TX2とAGX XavierのHD&4K向けパフォーマンスベンチマーク
(v1.2.5 - Q3.2020)

 パフォーマンスNvidia Jetson TX2 NvidiaAGX Xavier
 FastTICO-XS - HD
1ストリーム(1080p50/60)
最大2ストリーム(720p50/60または1080i50/60)
最大6ストリーム(1080p50/60) 
最大12ストリーム(720p50/60または1080i50/60)
FastTICO-XS - 4K
1ストリーム(2160p24/25/30)
最大4ストリーム(2160p24/25/30)
最大2ストリーム(2160p50/60)
FastTicoRAW - HD最大110fps最大400fps
FastTicoRAW- 4K 最大40fps最大130fps

intoPIXのFastTICO-XS FastTicoRAW SDKは、継続的に性能を向上させています。 

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