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IntoPIXは、10月にオンラインイベントを開催し、同社の最新のコーデックの進化と8Kワークフローへのインパクトを紹介しました。特に、JPEG XSは、8K制作のワークフローに適したウェーブレットベースのコーデックで、また TicoRAWは、高解像度のカメラセンサーに必要なRAWデータビットレートを大幅に削減することができます。このイベントのパート1では、intoPIXの背景と、TicoRAWコーデックの新しい機能強化について説明します。パート2では、JPEG-XSの採用について詳しくご紹介します。
ウェビナーで紹介された情報をさらに深めるために、intoPIXの営業・マーケティング責任者であるJean-Baptiste Lorent氏にお話を伺いました。Lorent氏は、ベルギーで設立された翌年の2007年に入社し、当初は4Kデジタルシネマベンダーとして、劇場向けにプロジェクターや専用サーバーを供給していました。その後、CEを含み放送局や、カメラやテレビにコーデックをライセンスするなど、隣接する市場にも手を広げていきました。IntoPIX 現在、従業員は30名です。
日本のプレイヤーとの関係もあり、intoPIXは 、2010年から8Kに取り組み始め、初期の研究開発はNHKと共同で行っていました。
Jan-Baptisteは、現在同社が力を入れている4つの点について説明しました:
1.接続の簡素化
2.より多くの画素を管理する
3. ...