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intoPIXとNextera社-Adeas社が、ISE 2025でコンパクトFPGAにJPEG XSを搭載した最新のIPMXデモデザインを発表

29.01.25 07:47 AM By Julie

ベルギー、Mont-Saint-Guibert、2025年1月29日-。 軽量圧縮ソリューションのパイオニアであるintoPIXは、Nextra Video社および Adeas社とIPMXおよびST 2110向けに調整された画期的なJPEG XS TDCソリューションの最新開発を展示します。今回の展示では、バルセロナ開催のISEショーで、AMD Zynq 7シリーズのFPGA & moduleをターゲットに、TicoXSとNextera-Adeas社の業界をリードするIPMX/ST 2110用FPGA IPコアの統合をご紹介します

新しいリリースの intoPIXのJPEG XSサブシステムIP コアは、拡張されたJPEG XS Highプロファイルと、完璧な画像処理のための新しいTDCプロファイルを含む最先端のJPEG XSコーデックを使用し、これまでの最大2倍の圧縮効率を提供します。intoPIXサブシステムIPはTicoXS FIPコアを搭載しており、低遅延の高品質JPEG XS映像ストリームのAES暗号化、Nextera-Adeas IPMX/ST 2110ソリューションとの直接接続が可能です。

 

Nextera-Adeas社はまた、IPMXコアに新しい主要機能であるプライバシー暗号化プロトコル(PEP)をIPMXコアソリューションに実装しました。PEPは、VSF TR-10-13に基づくメディアコンテンツのプライバシーを可能にし、IPMXデバイスのセキュリティレベルをさらに高めます。


この共同デモ・デザインは、AMD Ultrascale+ FPGA上で4Kp60 HDMIと1Gイーサネットの間をサポートし、FPGAの フットプリントはAMD Zynq 7030 SoCのようなコンパクトでコスト効率に優れたFPGAに収まるほど小さいです。


intoPIXのJPEG XSと統合されたNextera-Adeas社ソリューションは、OEMが新製品や既存製品を迅速かつ容易にIPMX-Enableするために必要なすべてを提供します。 FPGA IP コアとNMOS制御ソフトウェアに加え、このソリューションには、すべてのソフトウェア、ドライバ、デーモン、シンプルな制御API、直感的なウェブGUIを含むリファレンス・デザインが含まれています。リソースに制約のある顧客が製品を迅速に市場に投入できるよう、設計サービスも提供しています。

 

intoPIX TicoXSとNextera-Adeas社のIPMX/ST 2110を組み合わせることで、JT-NMテスト済みのバッジを持つ比類のないソリューションが誕生します。Nextera-Adeas IPMX/ST 2110は、多様な解像度とビデオフォーマットに対応するだけでなく、帯域幅効率の向上、遅延ゼロの維持、FPGAフットプリントの最適化を実現し、比類のないユーザー体験を提供します。”この取り組みにより、JPEG XSの統合が大幅にスピードアップし、弊社の大切なお客様に効率とパフォーマンスの向上をお届けできることをお約束します。”Jean-Baptiste Lorent,intoPIXのメディア、エンターテインメント、ProAVグループ責任者が説明。

 

”当社のST2110/IPMXコアとともに、JPEG XS High420.12プロファイルとJPEG XS TDCプロファイルの両方をサポートするPEPセキュリティとintoPIX社の最新TicoXS FIPコアの統合を発表できることを嬉しく思います。”と、Adeas社のマネージング・ディレクターであるAntoine Wijlaars氏は説明しています。 ”この設計は、IPMXの主要な特徴である最小限のレイテンシで、1Gを介してシームレスかつセキュアな4Kp60伝送を実証しています。

 

intoPIX、Nextera社、Adeas社の3社は、ISE 2025でAMD FPGA上で動作する共同リファレンス・デザインを展示します。liveデモをご覧になりたい方は、AMDブース5B510のNextera-Adeas社までお越しください。また、intoPIXのブース(5M350)でもJPEG XS TDCテクノロジーについてご紹介します。

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ISE 2025でliveデモをご覧ください - ブース5M350


JEPG XS TDCプロファイル技術についての詳細

intoPIXは、Pro-AVアプリケーションを強化する独自の画像処理・圧縮技術を構築しています。