intoPIXは、デジタルシネマ・マルチアセット復号化のための完全なソリューションを発表します。  

2018年1月31日 10時56分  Nils Fingerによる 

来週のアムステルダムのシネマExpoの展示に合わせて、intoPIXはデジタルシネマのセキュリティサイファリングコアの範囲を完成させるための新しいAESマルチアセットデクリプタの入手性を発表しました。

確立された暗号化および復号化セキュリティコアの範囲に加えて、intoPIXは高度に統合されたコスト効率の高いマルチアセット復号化IPコア、IPX-AES-MDの入手性を発表しました。

IPX-AES-MDの導入により、intoPIXは今、単一コアでビデオ、オーディオ、字幕資産などですべてのデジタルシネマの本質ストリームを復号化するためのエレガントなソリューションを提供しています。 

最大16の復号コンテキストを同時に管理できるIPX-AES-MDは、コンテンツデータパスとMediablock Security Managerとの通信を大幅に簡素化します。

1Gbps以上を処理するIPX-AES-MDは、DCIのビットレート要件を容易に超え、サーバとメディアブロック間のPCIExpressまたはGbit Ethernetリンク間の接続に特に便利です。

さらにいずれかのintoPIXに範囲拡張されたAESアセットデクリプタは、intoPIX JPEG 2000の2Kまたは4Kデコーダと単一FPGAに入れたAESリンク暗号化機能IPなどに組み合わせ可能です。 

最も効率的で安全なDCI準拠のデジタルシネマ画像処理チェーンを提供し、復号化、資産復号化、リンク暗号化をワンチップに統合することで、シングルチップメディアブロックの夢を大きく現実に近づけます。

範囲拡張されたAES IPコアのフルスペックは、シネマExpoのブース#362でJPEG 2000 2Kおよび4K画像処理のデモでご覧いただけます。 

intoPIXについて

intoPIXでは、品質、セキュリティ、オーサリング権に価値のある画像を中心に、本質的に価値のある大容量データストリームのハンドリングツールを開発・販売しています。

ベルギーのルーバン・ラ・ヌーヴに拠点を置く同社は、2001年にルーバンのカトリック大学(UCL)が電子・暗号・画像圧縮研究所の活動をJPEG 2000の圧縮ソリューションの提供に向けることを決定したことを受けて、2005年に設立されました。

intoPIXの世界をリードする同社のコンピテンシーには、FPGAとソフトウェアエンジニアリング、JPEG 2000画像圧縮、そして対称非対称セキュリティなどがあります。