
SMPTE ST 2110-22のサポートにより、圧縮および非圧縮ビデオワークフローのリアルタイム分析が可能です。
アムステルダム、2025年9月4日 - intoPIX と リーダー電子株式会社は、intoPIXのJPEG XS技術をリーダー電子社の波形モニターおよびラスタライザーZEN-W シリーズに統合し、SMPTE ST 2110-22圧縮IPストリームの高度なモニタリング機能を、放送プロフェッショナルに提供することを発表しました。
SDIとIPワークフローのハイブリッドモニタリング
- リーダー電子社LV5600Wは、liveプロダクションや放送局のコントロールルームに最適な、SDIおよびIPワークフロー用のトゥルーハイブリッド波形モニターです。
- リーダー電子社LV7600Wは、同じ分析機能を1RUのラスタライザー・フォーマットで提供し、WebRTCを介したリモート・コントロールによる集中監視セットアップに最適化されています。
JPEG XS:圧縮IPストリームのネイティブ・モニタリング
SER33ソフトウェアオプションの追加により、両ソリューションは、JPEG XSストリームのネイティブ・モニタリングが可能になり、圧縮されたHDおよび4K信号をリアルタイムでデコードおよび解析すると同時に、非圧縮のST 2110-20およびSDIストリームと比較することができます。
JPEG XSの統合により、パケットシーケンスエラーの検出、JPEG XSパケットヘッダの詳細解析、JPEG XSテスト信号の生成も可能になります。これらのツールは、新しいIP放送ワークフローの検証、トラブルシューティング、導入段階を大幅に簡素化します。
放送イノベーションのためのコラボレーション
”放送業界全体におけるJPEG XSの採用は、より柔軟で効率的なIPワークフローを可能にしています。intoPIXとのコラボレーションにより、非圧縮信号と同じ精度でJPEG XSストリームをモニターできるようになりました。”と、リーダー電子株式会社のグローバルマーケティングマネージャー、深川浩一氏は語りました。

”弊社は、リーダー電子株式会社との協業により、JPEG XSの機能を重要な放送監視ツールに直接導入できることを誇りに思います。これにより、リモートプロダクションやliveイベントで重要な圧縮ストリームの正確なリアルタイム評価が保証されます。” とJean-Baptiste Lorent、intoPIXのマーケティング・セールスディレクターは述べています。
IBC 2025でのLiveデモンストレーション
IBC2025のintoPIXブース(ホール8、ブースF85)では、リアルタイムストリーム解析、品質比較、エラー検出のデモを通じて、これらの新しいJPEG XSモニタリング機能をliveでご覧いただけます。